米思想家ラム・ダス氏が死去、「カウンターカルチャー」の象徴 88歳

ラム・ダス氏が死去、「カウンターカルチャー」の象徴

(CNN) 米国における幻覚剤の研究の先駆者で、思想家、ベストセラー作家としても知られるラム・ダス氏が死去した。公式インスタグラムが23日に確認した。88歳だった。

インスタグラムの投稿によると、ダス氏はハワイ州マウイ島の自宅で、愛する人たちに囲まれて安らかに息を引き取った。死因は明らかにされていない。

ダス氏はハーバード大学で教鞭(きょうべん)をとっていた1960年代初め、心理学者のティモシー・リアリー氏とともに麻薬を使った研究プロジェクトを創設。有志の大学院生らとともに幻覚剤を使用し、精神にどのような変化が起こるかを突き止める実験を行った。

63年、学部生にも幻覚剤を使わせていたことが発覚すると、大学は両氏を解雇。両氏は既存の価値観に異を唱える「カウンターカルチャー」の象徴的存在として一躍注目を集め、その後も薬物がもたらす知覚の拡大に関する研究を続けた。

ダス氏は67年にインドを訪れ、現地の教祖からラム・ダスの名を授かった。これ以降、本名のリチャード・アルパートではなくラム・ダスを名乗るようになる。71年にはインドでの体験をもとにマインドフルネスやポジティブシンキングについて論じた「ビー・ヒア・ナウ」を執筆。多くの読者を獲得した。

同氏の死去を受け、ソーシャルメディア上には同氏に賛同する人々からの追悼の声が寄せられた。

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