ハガティ駐日米大使、上院選出馬へ トランプ氏明かす

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ハガティ駐日米国大使/Akio Kon/Bloomberg/Getty Images

ハガティ駐日米国大使/Akio Kon/Bloomberg/Getty Images

(CNN) トランプ米大統領は12日、ハガティ駐日米国大使が来年の連邦議会上院選でテネシー州から出馬するとし、全面的に支持するとツイッター上で表明した。

駐日大使として極めて傑出しているとも称賛した。CNNも同日、ハガティ氏が上院選への出馬を検討していると報じていた。同氏はまだ、立候補を公式に宣言していない。

消息筋によると、テネシー州ではビル・ハスラム前知事とマーク・グリーン下院議員の共和党の有力者2人が来年の上院選に出ないと述べた後、ハガティ氏の出馬説が強まっていた。

現職のラマー・アレグザンダー上院議員(共和党)は引退の意向を明らかにしている。ハガティ氏はハスラム前知事の下で経済開発庁長官を務めた経歴があり、かつての上司の不出馬宣言が来年の上院選への挑戦を促したとの見方もある。

ハガティ氏は2016年の大統領選でトランプ氏当選に尽力し、政権移行チームに加わってもいた。ジョージ・W・ブッシュ政権時代、貿易問題に携わるスタッフとして仕えたこともある。

民間企業での勤務経験もあり、自ら投資会社も創設していた。

上院は2017年7月に駐日大使への就任を承認していた。駐日大使としてハガティ氏はトランプ大統領や他の政権高官による複数回の訪日を取りまとめるのに貢献。トランプ氏は先月、大阪で開催された主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)にも出席していた。

米政界ではポンペオ国務長官がカンザス州から来年の上院選に挑むとの臆測も一部流れていた。これが現実となった場合、ハガティ氏が後任の国務長官に就任するとの見立ても一部で出ていた。ポンペオ氏は今年初期、出馬を否定していた。

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