「移民入国拒否で収監なら恩赦」 トランプ氏、国境警備局トップに発言 

カリフォルニア州カレクシコの国境地帯を訪問したトランプ米大統領=5日/Jacquelyn Martin/AP

カリフォルニア州カレクシコの国境地帯を訪問したトランプ米大統領=5日/Jacquelyn Martin/AP

ワシントン(CNN) トランプ米大統領が税関・国境警備局(CBP)のマカリーナン局長に対し、局長が違法な形で国境警備員に難民申請者の入国を阻止させ刑務所送りとなった場合、恩赦を与えると告げていたことが13日までに分かった。複数の政権高官がCNNに明らかにした。

トランプ氏が5日にカリフォルニア州カレクシコの国境地帯を訪問した際、この発言があったとされる。冗談かどうかは不明。

問題のやり取りについて報告を受けた当局者によると、マカリーナン氏への発言は「移民の入国を拒否して刑務所送りになったら恩赦を与える」との趣旨だったという。マカリーナン氏はこの後、ニールセン国土安全保障長官の辞任にともない長官代行に指名された。

ホワイトハウスはCNNの取材に対し、国土安全保障省(DHS)に問い合わせるよう回答した。DHSの報道官は「大統領が長官代行に違法行為に及ぶよう示唆、要請、指示、圧力を加えた事実はない。長官代行が法執行の責務に背く行動を取ることもない」としている。

国境地帯での移民急増を受け、トランプ氏はたびたび国境閉鎖を警告している。CBPによると、3月に南部国境での違法入国で逮捕された不法移民は約9万2000人。昨年同月は3万7390人だった。

トランプ氏はカレクシコを訪れた際、カメラに向かって「我々のシステムも国も満員だ。入国は不可能だ」「申し訳ないが入国はできない。非常に単純なことだ」と述べていた。

情報筋2人によれば、カメラが回っていない場所では、国境警備員に移民を入国させないよう指示。判事から問題を指摘された場合、「判事、申し訳ありませんがそれはできません。受け入れる余裕がありません」と言うよう告げていたという。

大統領が去った後、警備員からこの件に関する助言を求められた幹部は、そのような指示は予定しておらず、もし大統領の発言通りに実行したら個人的責任が問われることになると忠告。法令を順守するようにと訓示したという。

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