米国防総省、金正恩政権巡り報告書 「一族の恒久支配が目的」

米国防総省金は、正恩政権は「一族の恒久支配が目的」との報告書を発表した

米国防総省金は、正恩政権は「一族の恒久支配が目的」との報告書を発表した

ワシントン(CNN) 米国防総省は24日までに、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)政権について、その第一の目的は人民の幸福を犠牲にして「金一族による恒久的な支配」を確実にすることだと結論付ける報告書を発表した。

トランプ米大統領と金正恩朝鮮労働党委員長の間で6月12日に予定される首脳会談の雲行きが怪しくなる中での発表となった。

トランプ氏はこのところ金委員長を称賛しており、「非常にオープンで立派」などと評しているが、今回の報告書はこうした表向きの評価とは異なる内容となっている。報告書ではまた、金委員長に核兵器開発の放棄を説得するうえでトランプ氏が直面する障壁についても明確にした。金委員長は核兵器開発を権力維持の鍵とみなしているという。

報告書は北朝鮮における軍事・安全保障面の展開についてまとめたもので、連邦議会が提出などを命じている。今回発表された最新版は、トランプ氏が金委員長との会談に同意する前に完成した。それでも米朝首脳会談を前に、金委員長の兵器開発や権力維持の動機に関するトランプ政権の詳細な評価をうかがえる内容となっている。

報告書は結論として、金正恩政権が「政権への依存の度合いが減っている人民の統制維持を図っている」と指摘。北朝鮮の戦略目標については、経済開発と核兵器開発の同時進行を通じて金一族の支配を恒久化することだとしている。

金委員長は現在、米国との対話に向けた意欲を示しているが、複数の国防当局者によれば、米軍や情報機関はこれとは無関係に金正恩政権の情報収集を続ける方針。引き続き衛星による兵器拠点の監視や、北朝鮮領空近くへの航空機展開を通じた電子情報収集などを行っていくという。

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