米、イランによる反政府勢力支援の証拠提示へ イエメン内戦

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米政府がイエメン内戦におけるイランの関与の証拠を提示するという

米政府がイエメン内戦におけるイランの関与の証拠を提示するという

(CNN) トランプ米政権は14日、内戦が続く中東イエメンの反政府武装組織「フーシ」にイランがミサイルなどの武器を供給している証拠を提示する見通しだ。国防の当局者3人がCNNに対して13日に明らかにした。

これらの証拠は、ワシントンにある米国防情報局(DIA)の本部で記者団に向けて発表されるとみられる。発表にはヘイリー国連大使も関与するという。

証拠の中には、7月と11月にフーシがサウジアラビアへ向けて発射した2基の弾道ミサイルが含まれる。当局者はこれらのミサイルについて、フィンスタビライザーの欠如など、イランでつくられるミサイルに固有の特徴を備えていると指摘した。

当局者はこのほか、サウジ主導の有志連合とともに戦うイエメンの戦闘員が回収したイラン製のドローンや、フーシに渡る途中でアラブ首長国連邦(UAE)の部隊が入手したイラン製の対戦車兵器などを証拠として提示する予定だと付け加えた。

これらの提示は、イランが国連安保理の決議に違反しているという主張を裏付けるものになると当局者は語った。

米軍は以前からイランがフーシにミサイルを供給しているとの見解を表明。11月にサウジの首都リヤドに向けて発射されたミサイルもその1つだとの認識を示していた。

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