バイデン米副大統領、次回の20年大統領選に出馬?
ワシントン(CNN) 米国のバイデン副大統領は5日、上院閉会後に臨んだ記者団との会見で、2020年大統領選への出馬に含みを持たせる発言を行った。
バイデン氏は36年間にわたって上院議員を務めた後、2008年からは副大統領として上院議長を兼務してきた。会見では、長年にわたる上院でのキャリアを「本当に楽しかった」と振り返った。
CNNが冗談交じりに将来の出馬について尋ねると、同氏は「うん、20年に出馬するつもりだ」と答えた。何に出馬するのかという質問には「大統領に決まってるだろう」と返した。記者らがこの発言を報道すると伝えても、「いいよ」と動じなかった。
バイデン氏はその後、「出馬しないという約束はしない。なにも約束するつもりはない。運命が思わぬいたずらをすることはずっと前から知っている」と改めて説明した。
同氏は88年と08年の大統領選に出馬したが、今回は昨年10月に不出馬を決め、最終的にヒラリー・クリントン氏への支持を表明していた。