米ミズーリ大で差別問題浮上、アメフト選手がボイコット宣言

不十分な対応で大学トップが窮地に

(CNN) 米ミズーリ大学で黒人の学生が人種を理由に差別されたと訴え、大学幹部の辞任を求めて抗議運動を展開している。同大アメリカンフットボールチームの黒人選手も運動に加わり、「要求が受け入れられるまでフットボール関連の活動には参加しない」と宣言した。

ミズーリ大学は白人の学生が圧倒的多数を占める。アフリカ系米国人の学生は、公の場で差別用語が公然と使われるなど人種差別が横行し、大学側に訴えても対応してもらえないと主張。同大の4つのキャンパスを束ねるミズーリ大学システムのトップ、ティム・ウルフ氏が対応を怠ったとして、辞任要求運動に発展した。

大学院生のジョナサン・バトラーさんはウルフ氏の辞任を求めて先週からハンストを展開。地元紙の報道によれば、ミズーリ州の当局者に宛てた書簡で「学生は不平等問題と障害に直面し、潜在学力を発揮できずにいる」と訴え、「ウルフ氏にはミズーリ大学の学風を前向きに転換させるポリシー制定や改革の機会が十分あったにもかかわらず、その都度それを怠った」と主張した。

ミズーリ大のフットボールチームは14日の試合でブリガム・ヤング大学と対戦予定。選手のスト宣言でどのような影響が出るかは不明だ。そうした学生に対する奨学金を打ち切るべきだといった声も出ている。

同大体育会は7日、学生選手が「今回の問題にタックルする」権利を支持すると発表した。

同チームのギャリー・ピンケル・ヘッドコーチも8日、黒人と白人の学生数十人が腕を組んで立つ写真をツイッターに掲載し、「一丸となって選手たちを応援する」と表明した。

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