スーパージャンボ機A380、食用油での試験飛行を完了

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SAF(持続可能な航空燃料)を使って試験飛行を行ったエアバスA380スーパージャンボ/Airbus

SAF(持続可能な航空燃料)を使って試験飛行を行ったエアバスA380スーパージャンボ/Airbus

(CNN) 大きくてワイドな機体は、もっと持続可能なポテンシャルを秘めているかもしれない。巨大航空機エアバスA380がこのほど、食用油での試験飛行を完了した。

試験機は25日、エアバスのフランス本部があるトゥールーズで約3時間飛行。使用済み食用油と廃油を主原料とする持続可能な航空燃料(SAF)と、ロールス・ロイスのエンジン「トレント900」1基を使用した。

離着陸時のSAF使用状況のモニターを目的に、エアバスは29日にトゥールーズ―ニース間で同じ食用油燃料を使用したA380の2回目の飛行を実施した。

燃料は芳香油と硫黄を含まないHEFA(水素化処理エステル・脂肪酸)で作られたもので、トタルエナジーズが提供した。

エアバスは昨年3月にA350で、同10月には単通路型航空機A319neoで食用油を使ってテストを行った。

同社は2020年代末までにSAFで飛行する航空機の認証取得を目指している。現在、同社の航空機は従来のケロシンにSAFを50%までブレンドして使用することができる。

エアバスは「SAFの使用を増やすことは、50年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにするという業界の野望を達成するための重要な道筋であることに変わりない」としている。同社はSAFを使用することで、目標を達成するために必要な炭素削減量の53〜71%が得られると主張している。

エアバスは35年までに世界初のゼロエミッション航空機を市場に投入する計画だ。

SAFはそのオーガニック原料の栽培中に二酸化炭素が吸収されるため、炭素排出量と吸収量が均衡するカーボンニュートラルだとされる。すでに一部の航空会社で限定的な量で使用されているが、価格が高いため普及はまだ先だ。

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