減量フォークにスマートグラス――CESで見つけた面白グッズ5選

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写真左から時計回りにセンサス、ハピフォーク、アイリス、トラックドット、M100=HAPILABS/Lowe's/Trakdot/Canopy/V提供

写真左から時計回りにセンサス、ハピフォーク、アイリス、トラックドット、M100=HAPILABS/Lowe's/Trakdot/Canopy/V提供

ラスベガス(CNN) 世界最大規模の家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」が8日、米ラスベガスで始まった。出展される製品の傾向としては、自宅の状況からペット、体重、食事のペースまで、日常生活のありとあらゆるものを感知するセンサーの採用が目立っている。そんな製品群の中から面白い製品を5点紹介する。

早食いを防止するフォーク

仏HAPILAB社の「ハピフォーク」は、ただのフォークではない。食事の時にフォークを何回、どんなペースで口に運ぶか、食べ終わるまでの時間はどのくらいかを追跡し、早食いしていたら振動とライトの点滅で知らせてくれる。専用のモバイルアプリやウェブサイトと合わせて使ううちにゆっくり食べる習慣がつき、減量や消化に役立つというわけだ。

エンジニアのジャック・レピン氏は、自身の早食いを家族に指摘されて開発を思い立ったという。3年間に及ぶ試行錯誤の末、フォークをくわえるたびに回路がつながるセンサーを考案した。現在スプーン版も開発中。フォークは4月に99ドルで発売される予定だ。

自宅をまるごと見守るシステム

自宅の気温や照明などを外出先からセンサーで見守る装置には無数の種類があるが、米ロウズ社の「アイリス」は、ひとつのモバイルアプリですべてのセンサーをチェックできるのが特徴。留守中に裏口のドアが開いた、といった異変を文字メッセージで通知してもらうことも可能だ。

室内温度、セキュリティーに加えて一酸化炭素濃度、給湯器、ペット用のドア、植物の水分などを監視することができ、今後さらにセンサーが追加される見通しだという。

「アイリス・ケア」というサービスにも注目したい。高齢の家族が暮らす家などを見守るサービスで、異変があれば文字メッセージが送信される。ペンダント型の非常ボタンも用意されている。

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