Architecture

磯崎新氏、「建築のノーベル賞」受賞 日本人8人目

磯崎新氏が米プリツカー賞を受賞

磯崎新氏が米プリツカー賞を受賞

「建築のノーベル賞」と呼ばれる米プリツカー賞が、建築家の磯崎新氏(87)に授与されることになった。選考委員会が5日に発表した。

プリツカー賞は世界の建築界で最高の栄誉とされる。選考委員会は磯崎氏の独創性や先見性を高く評価し、「建築の歴史と理論に関する深い知識を有し、前衛芸術を取り入れ、単に現状を複製することは決してなかった」と評した。

さらに、「意義深い建築を探求する姿勢は今日に至るまでその作品に反映され、様式的な分類を超越し、継続的に進化し、そのアプローチにおいて常に新鮮であり続けている」と指摘している。

磯崎氏の建築家としてのキャリアは60年以上に及び、手がけた作品はアジア、欧州、北米、中東、オーストラリアで100以上に上る。

代表作は日本の「セラミックパークMINO」「水戸芸術館」、イタリアの「パラスポーツ・オリンピコ」「アリアンツ・タワー」、中東の「カタール国立コンベンションセンター」、中国の「上海交響楽団ホール」など。1992年のオリンピック会場となったスペイン・バルセロナの「パラウ・サン・ジョルディ」や、米国の「ロサンゼルス現代美術館」も高く評価されている。

磯崎氏の建築家としての成功は、第2次世界大戦で廃墟と化し、国家再建の途上にあった時代の日本が原点だった。

日本人のプリツカー賞受賞は、妹島和世、西沢立衛、安藤忠雄、坂茂らの各氏に続く8人目となり、米国人の受賞者8人(カナダ生まれの米国人フランク・ゲーリー氏を含む)と並んだ。

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