豪カンタス、「超長距離便」の試験飛行第2弾を開始 ロンドン―シドニーをノンストップ

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ロンドンからシドニーまでの超長距離フライトを先導する機長と副操縦士/Qantas

ロンドンからシドニーまでの超長距離フライトを先導する機長と副操縦士/Qantas

(CNN) 豪カンタス航空は14日、英ロンドンと豪シドニーをノンストップで結ぶ乗員乗客50人の試験飛行を開始した。ルートが確立すれば、商用飛行としては近年の航空業界で最長距離となる。

カンタスは2022年までにシドニーとロンドン、ニューヨークをそれぞれ結ぶ直行便の就航を目指している。10月には、ニューヨークを出発しシドニーに到着する試験飛行を実施。19時間余りで約1万6000キロを飛行した。

今回のロンドンからシドニーまでのフライトは、19時間をかけて1万7800キロを移動する。使用する燃料は100トンで、飛行中に2度の日の出を目にすることになる。移動距離は前回よりも長くなるが、ルートの最適化や追い風の影響で飛行時間は短くて済む見通しだ。

機体は最大256人が搭乗できるボーイング787―9型「ドリームライナー」。カンタスの従業員と飛行機をよく利用する人たちからなる搭乗者らはフライト中の睡眠パターン、機内の移動、食事、機内エンターテインメントの利用状況などを逐一チェックされる。

これらのデータをもとに、豪シドニー大学の研究チームなどが超長距離飛行に伴う人体への影響についての分析を行う。

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