再選を祝う間もなく――オバマ大統領を待ち受ける課題山積

(CNN) 6日の大統領選で再選されたオバマ大統領に、ゆっくりと勝利を祝う時間はない。ただちに取り組むべき課題が山積みとなっているからだ。しかも、それらは氷山の一角にすぎない。

数日間のうちに、今後4年間の任務を補佐してくれるチームを立ち上げ、大幅増税と歳出削減による「財政の崖」に対処し、「ブッシュ減税」延長の是非を判断する必要がある。

その先は国外に目を向ければイランの核問題、中東の情勢不安、中国との貿易問題、欧州連合(EU)の経済不安、国内では雇用創出、移民対策、教育改革、財政赤字削減、エネルギー開発と、待ち受ける課題を挙げればきりがない。

これらは目に見える課題だが、実は水面下に、だれも目を向けようとしない深刻で複雑な課題が広がっている。そしてこの課題への対応が、将来にわたってオバマ政権の、さらにはわれわれの世代全体の評価を左右することになる。

課題の核心は、米国が今後も成長と指導的立場を維持するために何を変えなければならないかという議論にかかわっている。かつてのような経済成長が達成できなくなった結果として、雇用不足だけでなく、賃金の伸び悩みや不十分な職業訓練、格差社会の深刻化といった問題が生じている。こうした問題は、減税や社会制度の拡充など旧来の手段では必ずしも解決できない。

世界は変化している。かつて中間層を支えていた製造業の雇用が米国に戻ってくることは、もうないだろう。海外へ流出したというより、過去の遺物となってしまった職も多い。

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