まるで宇宙船? ソウルに新施設オープン

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東京の新国立競技場も手がける建築家が設計した東大門デザインプラザ=ソウル市提供

東京の新国立競技場も手がける建築家が設計した東大門デザインプラザ=ソウル市提供

(CNN) 韓国の首都ソウルの繁華街に21日にオープンした複合文化施設「東大門デザインプラザ」は、眠らない都市ソウルを象徴するような施設だ。

イラク出身で英国在住の建築家ザハ・ハディド氏が設計した建物で、総工費は約460億円。同氏の作品らしく、未来的な宇宙船を思わせる曲線が特徴だ。2020年の東京五輪の主会場となる新国立競技場の斬新なデザインも同氏が手がける。

東大門デザインプラザではコンサートや展示会をはじめとした大型イベントが1年を通して開催される予定だ。

こけら落としのイベントは、2014秋冬ソウル・ファッション・ウイークだ。26日までの会期中に韓国のデザイナーによる81のファッションショーが行われる。

ここは隣接する東大門歴史文化公園とともに、かつては東大門運動場というスポーツ施設のあった場所だった。地下3階・地上4階の建物の面積は8万5000平方メートル。建設工事は2007年に始まり、13年に完成した。

美術館や芸術ホールなどが入っており、韓国の国宝や絵画、ハディド氏の作品展など8つの展覧会が開催される。

東大門はファッションの街として知られる。周辺のショッピングモールの多くは早朝5時まで開いており、なかには24時間営業の店もあり夜も買い物客でにぎわっている。デザインプラザも24時間営業になるという。

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