米俳優アレック・ボールドウィンさんの訴追を取り下げ 撮影現場での誤射巡り

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米検察が俳優アレック・ボールドウィンさんに対する過失致死の訴追を取り下げた/Dimitrios Kambouris/Getty Images

米検察が俳優アレック・ボールドウィンさんに対する過失致死の訴追を取り下げた/Dimitrios Kambouris/Getty Images

(CNN) 米ニューメキシコ州の検察当局は20日、映画「ラスト」の撮影現場で小道具の銃が発射され撮影監督が死亡した件で、主演兼プロデューサーの俳優アレック・ボールドウィンさんに対する刑事訴追を取り下げると明らかにした。

特別検察官のカリ・モリッシー氏とジェーソン・ルイス氏は、この件に関する「新たな複数の事実」に言及。現行の時間の制約と法執行機関により提出されたそれらの事実及び証拠に基づき、訴追の手続きを進めることができないと説明した。

今後ボールドウィンさんに対する過失致死容疑での訴追を取り下げ、さらなる捜査を行うと声明で述べた。その上で「この判断によりボールドウィン氏が刑事上の過失性を免れるわけではなく、再度訴追される可能性もある」と付け加えた。引き続き追跡捜査を実施するとしている。

撮影で使用された銃については、当初のものに変更が加えられた可能性があるとの新たな証拠が浮上。これに捜査員が注目し、訴追を取り下げる判断につながった。捜査に詳しい情報筋がCNNに明らかにした。

捜査員はこれから銃を検証し、どの程度の変更が施されたのかを確定する。情報筋によると、当該の変更が銃の機能に影響を与えた可能性があるという。

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