スーパーボウルのスタジアム、3万人の「パネル」が観戦

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スタジアムに登場した等身大パネル/Kevin Mazur/Getty Images North

スタジアムに登場した等身大パネル/Kevin Mazur/Getty Images North

(CNN) 米フロリダ州タンパのスタジアムで7日に開催されたプロフットボールリーグ(NFL)の王者決定戦、スーパーボウルの客席は、約半分が実際の観客でなく「等身大パネル」で埋め尽くされた。

今年のスーパーボウルは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で観客の人数が制限された。

NFLのピーター・オライリー副社長によると、スタジアムの最大収容人数は6万5000人だが、実際の入場者は2万5000人。残りの座席には、軍人や医療従事者、がんを克服した「がんサバイバー」や高校のアメフト選手ら約3万人のパネルが並べられた。

ミュージシャンのエミネム、ビリー・アイリッシュ、ドレイクらのパネルもあった。

CNN提携局によれば、NFLがパネル1枚につき100ドルで、ファンやその家族らの写真を募ったという。

収益の一部は、地元で貧困家庭に食料を届けるNPO「フィーディング・タンパベイ」に寄付される。

NFLの試合では昨年9月にも、スタジアムの入場者が厳しく制限されるなか、デンバー・ブロンコスが客席に人気アニメ「サウスパーク」のキャラクターのパネルを並べて話題を呼んだ。

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