トランプ氏の戦死者「侮辱」報道は氷山の一角 米誌アトランティック編集長

CNNの番組に出演する米誌アトランティックのジェフリー・ゴールドバーグ編集長/CNN

CNNの番組に出演する米誌アトランティックのジェフリー・ゴールドバーグ編集長/CNN

ニューヨーク(CNN Business) トランプ米大統領が2018年の訪仏時に米国人の戦死者を「負け犬」「まぬけ」などと侮辱したと米誌アトランティックが報じた件で、同誌のジェフリー・ゴールドバーグ編集長は6日、CNNの番組に出演し、この報道は氷山の一角だとの見解を示した。

ゴールドバーグ氏は「この件に関するさらに多くの報道がなされ、またさらなる確認や新しい情報が今後数日ないし数週間の間に入ってくることが十分予想される」「彼(トランプ大統領)が何を言おうと、我々は報道をする責任があり、それを遂行する」と述べた。

報道後、トランプ大統領や多くの人々から報道が匿名の情報源に依拠していることに批判が集まった。CNNは今回のアトランティック誌の報道のいくつかの側面を確認したが、その情報源は匿名を希望した。

ゴールドバーグ氏は、匿名報道は密室で起きている出来事を暴くためにメディアが持つ手段だと訴える。

「特に米大統領が積極的に脅しをかけようとする状況では、匿名の情報源を利用せざるを得ない。これらの人々は私にとっては匿名ではない」(ゴールドバーグ氏)

同氏はまた、アトランティック誌がトランプ政権に関する報道を続ける姿勢も鮮明にし、「我々は米大統領の脅しにおびえることはない。我々の仕事をしていく」と述べた。

かつてニクソン大統領を辞任に追い込んだウォーターゲート事件での報道で知られるカール・バーンスタイン氏もCNNの同番組で、匿名の情報源は記者にとって極めて重要なツールになると語った。

トランプ氏は同日、アトランティック誌への批判で、同誌の出版社の過半数の株式を保有するローレン・パウエル・ジョブズ氏に矛先を向けた。ツイッターに「スティーブ・ジョブズは彼が残したお金を、ペテン師の男(ゴールドバーグ)が運営しフェイクニュースをばらまく、出来の悪い急進左派雑誌に妻が浪費していることをうれしく思わないだろう」などと投稿した。

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