アレン・ダビオー氏死去、77歳 「E.T.」の撮影監督

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映画「E.T」などの撮影監督を務めアカデミー撮影賞候補にもなったアレン・ダビオー氏が死去。77歳だった/Jon Kopaloff/FilmMagic/FilmMagic

映画「E.T」などの撮影監督を務めアカデミー撮影賞候補にもなったアレン・ダビオー氏が死去。77歳だった/Jon Kopaloff/FilmMagic/FilmMagic

(CNN) 映画「E.T.」などの撮影監督を務め、アカデミー撮影賞候補にもなったアレン・ダビオー氏が、新型コロナウイルス感染症に関連する合併症のため死去した。代理人の男性がCNNに明らかにした。77歳だった。

「モーション・ピクチャー&テレビジョン基金(MPTF)」のボブ・ビーチャー最高経営責任者(CEO)の声明によると、ダビオー氏は15日、カリフォルニア州ウッドランドヒルズにあるMPTFの施設で亡くなった。

ダビオー氏が手掛けた作品には「E.T.」のほか「太陽の帝国」や「カラーパープル」などがある。同氏はこの3作品でアカデミー賞にノミネートされた。

ダビオー氏とたびたびタッグを組んだスティーブン・スピルバーグ監督はツイッターに声明を発表し、1968年の短編映画『アンブリン』で共にキャリアの第一歩を踏み出したことに言及。「アレンは素晴らしいアーティストだったが、そのカメラに勝るとも劣らない温かさと人間性の持ち主だった。ずばぬけた才能と美しい人柄を兼ね備えていた」としのんだ。

ダビオー氏は上記3作品に加え91年の「バグジー」、90年の「わが心のボルチモア」で計5回にわたりアカデミー賞候補になっている。

スピルバーグ氏とコンビを組んだ作品以外では、「あなたの死後にご用心!」や「ノイズ」、最後の作品となった「ヴァン・ヘルシング」を手掛けた。

ビーチャー氏の声明によると、新型コロナウイルスによる合併症のためMPTFの施設で亡くなった入居者は4人目。

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