「芝居を止めるな」、大停電も路上でパフォーマンス 米ブロードウェー

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大規模な停電に見舞われたマンハッタンだが、ブロードウェーでは劇場前の路上に舞台を移して公演が行われた/Scott Heins/Getty Images

大規模な停電に見舞われたマンハッタンだが、ブロードウェーでは劇場前の路上に舞台を移して公演が行われた/Scott Heins/Getty Images

(CNN) 週末の夜に米ニューヨークのマンハッタンを襲った大停電。ブロードウェーの劇場でも観客が避難を強いられ、真っ暗になった通りは何万人もの人であふれ返った。

ブロードウェーのミュージカル「ハデスタウン」の出演者は、劇場前の路上に舞台を移してパフォーマンスを披露した。

出演者のキンバリー・マラブルがツイッターに投稿した動画では、トニー賞を受賞したアンドレ・デシールズがオープニングの楽曲を熱唱している。

歌詞は「Ooh, it‘s a blackout!(おお、停電だ!)」という替え歌になっていた。路上にいた人たちもデシールズに促されてコーラスに加わり、歩道上の合唱隊が出来上がった。

停電の中で公演を決行したミュージカルはハデスタウンだけではなかった。「ロック・オブ・エイジズ」「ウェイトレス」「カム・フロム・アウェイ」などの出演者も同じように即興の公演を披露した。

ロック・オブ・エイジズの出演者は、ジャーニーの「ドント・ストップ・ビリーヴィン」を路上で熱唱。ウェイトレスも路上公演が行われ、車が通行できなくなって立往生する場面もあった。

カム・フロム・アウェイは劇場前で公演を続行、公式ツイッターで「暗い時こそ1つになることが大切」とコメントしている。

停電は現地時間の14日早朝までに復旧した。影響はマンハッタンの中部のミッドタウンと北西部のアッパーウェストサイドで7万2000戸に及んだ。

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