今度は靴、米歌手ブランドのデザインに黒人蔑視の批判

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黒人蔑視の思想を想起させるとして批判のやり玉に上がっているハイヒール/Dillard's/Dillard's

黒人蔑視の思想を想起させるとして批判のやり玉に上がっているハイヒール/Dillard's/Dillard's

(CNN) 米歌手ケイティ・ペリーさんの展開するブランドがデザインした靴の装飾を巡り、黒人蔑視のブラックフェイスを思い起こさせるとの声が上がり物議を醸している。

当該の製品は2017年に発売されたハイヒールとローファーの2種類で、ペリーさんのウェブサイトのほか世界中の小売店で購入できる。どちらも外側の色は黒く、足の甲の部分に目、鼻、赤い唇を表した立体的な飾りが人の顔のように配置された奇抜な見た目が特徴だ。

ネット上ではこれらの靴のデザインを、人種差別的なブラックフェイスの慣行になぞらえる投稿が相次いだ。あるユーザーは「ブラックフェイスの商品リスト入り」とツイート。別のユーザーは、同じようにブラックフェイス絡みの批判を受けたグッチの黒いセーターに言及し、セーターと靴とを合わせればよいコーディネートになるだろうと皮肉った。

米小売り大手ディラーズのウェブサイトでは当初これらの靴は購入可能だったが、11日午後には製品の画像や説明が削除され、インターネットでの購入ができないことを示す文言に取って代わった。

また同業のウォルマートの広報担当者は当該の製品について、実店舗での販売をしない方針を示した。ウェブサイトで販売するのかどうかとの質問には回答しなかった。

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