ロシア選手団のリオ五輪出場、「禁止の検討を」 WADA

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調査チームは、ロシアが組織ぐるみでドーピングを行っていたとの報告書をまとめた

調査チームは、ロシアが組織ぐるみでドーピングを行っていたとの報告書をまとめた

(CNN) 世界反ドーピング機関(WADA)の独立委員会は18日、ロシアが2014年のソチ冬季オリンピックで国家ぐるみのドーピングを行っていたとする報告書をまとめて公表した。これを受けてWADAは、ロシア選手団のリオデジャネイロ大会出場禁止を検討するよう、国際オリンピック委員会(IOC)に勧告した。

報告書はカナダの法学教授リチャード・マクラーレン氏がまとめたもので、「(ロシア)スポーツ省が選手の検査結果や検体のすり替えを指示、管理、監督し、FSBやCSP、およびモスクワとソチの研究機関が積極的に関与・支援していた」と結論付けている。

FSBはロシア連邦保安庁、CSPはロシアの選手育成にかかわる機関の略称。

WADAの声明ではIOCと国際パラリンピック委員会に対し、リオデジャネイロ・オリンピックとパラリンピックにロシアの選手を出場させない措置を検討するよう求めた。

IOCのバッハ会長は声明を発表し、「関与した個人や組織に対して最も厳しい制裁を科すことも辞さない」と強調。ロシアに対する制裁強化について、19日の理事会で方針を決めると表明した。

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