台湾撮影所で建物倒壊、3人死傷 遠藤周作原作の映画化

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撮影所で建物倒壊、1人死亡

(CNN) 台湾・台北の警察は1日までに、同市内の映画撮影所で建物が倒壊し、作業員1人が死亡、2人が負傷したと明らかにした。現場ではマーティン・スコセッシ監督の最新作「Silence(原題)」の撮影準備が進められていた。

警察の報道官によると、建物は1月29日、改修作業の最中に倒壊した。負傷した作業員2人は病院に収容され、うち1人は重傷だという。

製作陣は撮影開始を前に、もともと撮影所内に建っていたこの建物の安全性に問題があると判断し、外部業者に補強を依頼していた。

警察は建物などに違法性がなかったかどうかを調べている。

同作品は遠藤周作の小説「沈黙」の映画化。17世紀の日本に渡った2人のイエズス会宣教師と、弾圧されるキリスト教信者らの苦悩を描く。

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