竜巻被害でトラ2頭が脱走、無事捕獲 米ジョージア州
(CNN) 竜巻警報が出されていた米ジョージア州で26日午前、サファリパークのトラ2頭が脱走する騒ぎがあった。同パークがフェイスブックへの投稿で明らかにした。
同州パインマウンテンにあるワイルド・アニマル・サファリは、「相当の竜巻被害」が出たとフェイスブックで伝え、スタッフや動物にけがはなかったものの、複数の飼育舎が破損し、トラ2頭が一時的に脱走したと伝えた。
トラ2頭はその後発見され、麻酔剤を打たれて無事飼育舎に戻ったとしている。
車で場内をめぐるドライブスルーパークのワイルド・アニマル・サファリは75種類あまりの動物を飼育しており、トラは入園者が歩いて回る動物園のような区画で飼育されていた。
同州トループ郡保安官事務所は26日午前の投稿で、トラがパインマウンテンのパーク内で「行方不明になった」との報告を受けたと伝えていた。
同パークは26日は休園となった。
トループ郡を含むジョージア州南東部には、事前に竜巻警報が出されていた。
同郡保安官事務所は26日午前の投稿で、樹木の倒壊や住宅の損壊、送電線の寸断などが何件も報告されていると伝え、「今朝は道路に出る必要がなければ移動はしないでください」と呼びかけた。