鳥インフルでハクガンが大量死、1600羽死ぬ 米コロラド州

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ソルトン湖国立野生生物保護区の上空を飛ぶハクガン=米カリフォルニア州/David McNew/Getty Images

ソルトン湖国立野生生物保護区の上空を飛ぶハクガン=米カリフォルニア州/David McNew/Getty Images

(CNN) 米コロラド州公園野生生物局は、高病原性鳥インフルエンザの新株のために、州内の2カ所で昨年11月以来、約1600羽のハクガンが死んだと発表した。

同局の16日の発表によると、今回の鳥インフルエンザはこれまでに北米で確認された株とは異なり、ハクガンや猛禽(もうきん)類、コンドルといった野鳥の大量死を引き起こしている。

同局には2022年暮れ、州北東部で病気になったり死んだりしたハクガンについての報告が入った。モーガン郡やローガン郡の複数の河川で死んだ鳥は1000羽以上に上った。

一方、州南東部でも大量死が伝えられ、「ジョン・マーティン貯水池では約600羽のハクガンが死んだ」と同局は説明。周辺の貯水池で死んだハクガンは、それに比べると少ないとした。

高病原性鳥インフルエンザが特定の種や郡で確認されても、野生生物局がその郡内でその種の野鳥に対する追加的検査を実施するのは次のシーズンになる。その間にも死んだ鳥は増え続けている。

米農務省によると、ウイルスに感染した野鳥は渡りに伴って別の地域に感染を広げることがあり、養鶏場での感染が懸念されている。

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