斬首された遺骨発見、ローマ時代の「犯罪者」か 英建設現場

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
発掘中に見つかったローマ時代のつぼ/HS2

発掘中に見つかったローマ時代のつぼ/HS2

遺体の数は、ローマ時代の中期から後期にかけて、多くの人々が同地を訪れたことを示唆している。

首が切断されて埋葬されたことの説明のひとつとして、ローマ時代後期にはこうした作業は標準的なものではあったが、今回見つかった遺骨がかつての犯罪者かあるいは社会的に追放された人のものだった可能性があげられる。

発掘作業にあたっている考古学者のチームの幹部は、今回の発掘について、ローマ時代の都市の特徴をはっきりさせることができるだけでなく住民の多くを研究できるという点で重要だと指摘。高速鉄道に関連した発掘作業によって新たに見つかったローマ時代の開拓地とともに、ローマ時代のバッキンガムシャーの様子がより詳しくわかるようになるとの見方を示した。

「サイエンス」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]