経営難のレストラン、匿名の客からチップ58万円 米オハイオ州

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米オハイオ州にあるレストランの匿名の客がクリスマスの贈り物として5600ドル(約58万円)のチップを支払った/Courtesy Moussa Salloukh

米オハイオ州にあるレストランの匿名の客がクリスマスの贈り物として5600ドル(約58万円)のチップを支払った/Courtesy Moussa Salloukh

(CNN) 米オハイオ州のレストランを訪れた男性が、従業員全員へのクリスマスプレゼントとして5600ドル(約58万円)のチップを贈った。

同州トレドの地中海料理店「スーク・メディタレニアン・キッチン」は昨年10月にオープンしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で苦しい経営を強いられてきた。

そこへ今月12日、匿名希望の男性客から惜しみないチップが贈られた。この日が休みだった従業員も含め計28人で、1人200ドルずつ分け合うことができた。

オーナーシェフのムーサ・サルークさんはCNNとのインタビューで、「話すだけでも涙が込み上げる」と語った。

従業員が少しでも勤務時間を増やし、子どもたちにクリスマスプレゼントを買ってあげられるように、サルークさん自身は厨房(ちゅうぼう)に入るのを控えてきたという。

チップのおかげでツリーやプレゼントを買うことができたと話す従業員もいた。「28人の見知らぬ相手にここまでしてくれるとは」と、サルークさんは感激の面持ちで話した。

全米レストラン協会(NRA)が9月にまとめた報告によると、今年閉店に追い込まれた飲食店は10万軒に上った。新型ウイルスの影響で閉店した店舗の約6割は再開の見込みがなく、特に飲食業界が最も深刻な打撃を受けているとのデータもある。

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