アライグマの「パンプキン」死ぬ、インスタで絶大な人気

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ソーシャルメディアで人気者になったアライグマの「パンプキン」/Laura Young/@PumpkinTheRaccoon

ソーシャルメディアで人気者になったアライグマの「パンプキン」/Laura Young/@PumpkinTheRaccoon

(CNN) インスタグラム上で絶大な人気を集めたアライグマの「パンプキン」が今月死んでいたことが分かった。飼い主がCNNに明らかにした。あと少しで5歳を迎えるところだった。

インスタグラムでは生前、パンプキンがトイレの水に入ったり、カウチでくつろいだりする写真が公開され、熱烈なファンを獲得していた。

カリブ海の島国バハマのコテージでの生活は安楽そのもので、雑誌「ガーデン&ガン」の表紙を飾ったこともある。

飼い主のローラ・ヤングさんによると、パンプキンはまだ生まれたばかりだったころ、足を折った状態で木陰にいるのを母親が見つけた。パンプキンの母親が戻ってくることはなく、首都ナッソーの自宅周辺には動物保護施設もなかったことから、ヤングさんは引き取る決断を下した。

生まれたばかりで飼い主に引き取られたころのパンプキン/Laura Young/@PumpkinTheRaccoon
生まれたばかりで飼い主に引き取られたころのパンプキン/Laura Young/@PumpkinTheRaccoon

2014年12月の救出直後にインスタグラムのアカウントを開設したところ、すぐにファンが付き、死んだ時のフォロワー数は140万人を超えていた。 今年9月にハリケーン「ドリアン」がアバコ諸島やグランドバハマ島を襲った際には、インスタグラムを活用した慈善団体の周知や寄付金集めにも取り組んでいる。

パンプキンをソーシャルメディアのスターにしようとしたことは一度もなく、ヤングさんにとっては家族の一員だった。「家の中で彼女に接するたびに、人間であれ犬であれアライグマであれ、見かけの違いは関係ないということを思い出させてくれた」

ベッドのヘッドボードに寝そべり、くつろぐ/Laura Young/@PumpkinTheRaccoon
ベッドのヘッドボードに寝そべり、くつろぐ/Laura Young/@PumpkinTheRaccoon

野生のアライグマの大半は2~3歳までしか生きられない。パンプキンは2年長く生きただけだったが、短い人生で多くのことを成し遂げた。愛と光をもたらしたかわいらしい姿をたたえるため、インスタグラムのアカウントも残す予定だ。

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