インド生まれのチェス天才児、特例で滞在延長認められる 英

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チェスの天才児として知られる9歳の少年が、父親のビザ失効後も特例で、英国にとどまれることになった/Muhannad Fala'ah/Getty Images

チェスの天才児として知られる9歳の少年が、父親のビザ失効後も特例で、英国にとどまれることになった/Muhannad Fala'ah/Getty Images

(CNN) 幼い時に父の仕事で英国へ渡り、チェスの天才児とうたわれてきた9歳の少年が、父のビザ失効後も特例として、家族で英国にとどまることを認められたことが12日までにわかった。

シュレヤス・ロイヤル君はインド生まれ。父はシュレヤス君が3歳の時、ITプロジェクトの管理者として英国で仕事に就いた。

父の就労ビザは来月失効するが、英内務省はシュレヤス君の才能という「例外的な事情」を理由に、父がその後も出国せず、改めて5年間の就労ビザを申請することは可能との判断を下した。

シュレヤス君は10日、フェイスブックにこの知らせを投稿し、「皆さん一人ひとりに心から感謝したい」「何よりもまず、ぼくに力を与えてくれた神様にありがとう」と書き込んだ。

ジャビド内相は、慎重な検討を重ねて「個人的な判断」を下したと述べ、「我々は世界中の才能ある人々を歓迎する移民制度を目指している」と強調した。

シュレヤス君が所属するチェスクラブの責任者もこの決定を歓迎。「かれが英国を代表して世界を舞台に活躍し、10年後には英国初の世界チャンピオンとしておなじみの名手になっていることを期待する」と語った。

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