甘い飲み物で心不全のリスク増大 スウェーデンの研究

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米飲料協会は米国人が飲み物から摂取するカロリーを減らす運動を進めているという

米飲料協会は米国人が飲み物から摂取するカロリーを減らす運動を進めているという

心不全とは心臓のポンプ機能が低下し、体に十分な血液や酸素を供給できなくなった状態。米国内には600万人近い患者がいる。人口の高齢化が進み、医療技術の進歩で心臓発作を乗り越えたり高血圧でもより長寿が可能となった現在、心不全の患者数はさらに増える傾向にある。

専門家によると、心不全の患者は少し動いただけで息切れを訴えるなど、日常生活が制限される。ベッドに横たわっていても息が切れ、夜中に目が覚めることがある。さらに足のむくみや胸の痛みといった症状も出る。

米心不全学会(HFSA)によると、心不全と診断された患者の5年生存率は50%未満、10年生存率は25%未満とされる。

米飲料協会(ABA)の報道担当者はCNNへのメールで、飲料業界は「国民がバランスの取れた生活を送れるよう、選択肢と情報の提供に努めている」と強調した。米国人が飲み物から摂取するカロリーを10年以内に20%減らす運動も進めているという。

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