「世界各地の異常高温は気候変動が原因」 NASA研究者が発表

(CNN) 2003年に欧州を見舞った熱波や10年のロシアでの熱波、昨年の米テキサス州の干ばつなど、各地で近年相次いでいる異常高温は気候変動が原因だとする研究結果を、米航空宇宙局(NASA)ゴダード宇宙科学研究所のジェームズ・ハンセン所長がこのほど発表した。

ハンセン氏は長年環境活動家としても従事してきた。科学誌、米科学アカデミー紀要(PNAS)に発表した研究で、過去60年間の世界の気温を追跡し、各地で夏季に異常な高温となる現象が「激増している」との見方を示した。

現在の気候を1951~80年と比較したところ、異常高温に見舞われる地域は全世界の陸上地域の0.2%未満から約10%まで拡大していた。

「これは気候モデルでも予報でもなく、実際に起きた現象や気温の観測結果だ」と、同氏は強調する。特定の現象だけでは説明がつかず、気候変動以外の説明は事実上あり得ないという。

「自然変動がこうした異常気象の原因となっている可能性は非常に小さい。その可能性に賭けるのは、仕事を辞めて生計のために毎朝宝くじを買うようなものだ」と、同氏は主張している。

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