中国、新たに豪州産石炭の輸入規制か 関係悪化受け

豪州南東部ニューサウスウェールズ州ニューカッスルの港に積み上がった石炭/David Gray/Bloomberg/Getty Images

豪州南東部ニューサウスウェールズ州ニューカッスルの港に積み上がった石炭/David Gray/Bloomberg/Getty Images

香港(CNN Business) オーストラリアのバーミンガム貿易相は17日までに、中国が豪州産の一部の石炭の輸入禁止を決めたとする現地報道を受け、仮に事実なら中国による差別的な貿易慣行を示唆するとして反発した。

中国の国営紙「環球時報」は先週末、中国の国家発展改革委員会が国内の発電所に対し海外産の石炭調達を豪州産を除外し制限なく認める決定を下したと伝えていた。

中国外務省はこの報道の事実確認を迫る記者団の質問に関係部局へ尋ねるよう回答。ただ、同省報道官は中国の国内法と規則に従い、豪州の一部産品に対して最近、必要な措置を講じたとは述べていた。

豪中関係は豪州が中国の新型コロナウイルスの対応について国際調査を要請した後などに急速に悪化。中国はその後、牛肉や大麦、ワインなど豪州産品の輸入規制措置などを相次いで打ち出しており、今回もその一環の可能性がある。

モリソン豪首相は15日、環球時報の報道を受け政府は説明を求めているが中国政府から回答はないと記者団に述べた。

中国は豪州にとって最大級の貿易相手国。モリソン首相によると、主に電源用に使用される一般炭の対中輸出額は毎年40億豪ドル(約3160億円)相当。ただ、この一般炭の最大の輸出先は日本とした。

豪州メディアは数週間前、大量の豪州産石炭が中国沖合で既に止められているとも報道。中国政府が豪州の石炭を標的にした措置を既に打ち出していることを示唆していた。

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