ディオールが中国に謝罪、台湾抜きの地図使用で

プレゼンに使われた地図に台湾が描かれていなかったとして、クリスチャン・ディオールが謝罪した/Alex Tai/SOPA Images/LightRocket via Getty Images

プレゼンに使われた地図に台湾が描かれていなかったとして、クリスチャン・ディオールが謝罪した/Alex Tai/SOPA Images/LightRocket via Getty Images

ニューヨーク(CNN Business) フランスの高級ファッションブランド「クリスチャン・ディオール」は事業発表の催しで台湾が明示されていなかった中国の地図を使用したとして同国政府への謝罪をこのほど表明した。

謝罪は中国のソーシャルメディア「微博(ウェイボー)」の同社アカウントで示された。台湾が描かれていなかったのは従業員の不手際とし、中国の「主権と領土的な一体性」を支持していると指摘。

この地図は中国の大学での事業発表で使われたもので、問題が起きた経緯などを今後調べるともした。

米国の大手コンサルティング企業「マッキンゼー」によると、中国は高級ブランド品では最大規模の市場の1つ。昨年のディオールの総収益を見た場合、日本を除くアジア地域の顧客の購入が約3分の1を占めた。

ディオールは、「ルイ・ヴィトン」や「ヘネシー」などと同様、LVMHグループの傘下にある。

中国は台湾の自国領土の一部とする「一つの中国」政策を主張。近年はこの原則をより浸透させるため欧米企業に圧力をかける動きも目立つ。

米系の航空会社3社は中国の要求に応じ、地図上で「台湾」との表記を「台湾、中国」に変更。米国の衣料品小売り大手「ギャップ」は昨年、台湾を含めない中国の地図がほどこされたTシャツの問題で謝罪を示した。

最近では地元政府や中国政府への抗議デモが続く香港情勢に絡み中国と米プロバスケットボール協会(NBA)やアップル、グーグルとのあつれきも生まれた。

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