「威圧」か「信望」か、出世の道には2つあり? 優秀な上司の力とは

(CNN) 組織のトップに登り詰めたければ、好かれるよりも恐れられる方が良いのかもしれない。最近の研究によれば、高圧的な人であっても、スキルが高く知識豊富な人と同じくらいの割合で高い社会的地位に昇れることが明らかになった。

カナダ・バンクーバーのブリティッシュコロンビア大学での研究では2種類の実験を通じ、「威圧」(恐れを抱かせるための力や威嚇行為の行使)と、「信望」(尊敬を得るための専門性や技能の発揮)が、社会的な地位や影響力の獲得にどのように利用できるのかを調査した。

研究を主導したブリティシュコロンビア大学心理学部博士課程のジョウイ・チェン氏は、社会心理学における長年の「常識」では、リーダーになるには所属する組織に貢献し、自分を犠牲にして、専門的な能力を実践して見せなければならないと思われているが、実際はそうではないと指摘。

現実の職場などで人々が、利己的だったり、高圧的だったり、場合によっては特に有能ではない上司に対しても従うのは、そうしなければ悪い結果がもたらされると考えるからだという。

1つ目の実験では、191人の学生を4~6人のグループに分けて問題解決の演習に参加させ、それをビデオ録画した。そして、参加者同士で「影響力とリーダーシップ」と、「威圧」と「信望」を評価させたのだが、「威圧」と「信望」の高さと「影響力」の高さは比例するとの結果が出た。

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