世界各地で新年を祝う催し、ロンドンで「味わえる」花火も

ロンドンの打ち上げ花火

2014.01.01 Wed posted at 13:27 JST

(CNN) 世界の各都市で2014年の年明けを祝うイベントが開催された。今回はこれまでにない素晴らしい祝賀イベントが見られた。

1.ロンドンの「味わえる」花火

大みそかのロンドンでは、フードアーティストのハリー・パー氏とサム・ボンパス氏が1年かけて作り上げた、見るだけでなく、味も楽しめる花火が打ち上げられた。花火にはバナナ味の紙吹雪状の菓子が仕込まれており、花火が打ち上げられるとロンドンの人々は舌を出して甘い紙吹雪の味を楽しんだ。

2.ドバイで花火打ち上げ数のギネス記録

アラブ首長国連邦(UAE)のドバイでは、海岸線の400カ所で40万発の花火が打ち上げられ、2012年に認定されたクウェートの世界記録(64分間に7万7000発)を破った。

3.米国でボールの代わりに落とされるのは?

ドバイの打ち上げ花火 (C)On Line Broadcasting

米国の大みそかと言えば、ニューヨークのタイムズ・スクエアで行われるボールドロップが有名だが、カウントダウンイベントで落とされるのはボールだけとは限らない。ホノルルではパイナップル、アトランタでは桃が使われた。またノースカロライナ州の山間の町ブラスタウンでは何とフクロネズミが使われ、ゆっくり下ろされた後に無事に解放された。さらにフロリダ州キーウェストでは毎年、ゲーリー・マリソンさんという女装した男性が巨大なハイヒールに乗って降りてくる。ブロードウェイミュージカルからヒントを得たという。

4.25時間続く新年の祝い

サモア独立国と米領サモアは事実上隣同士で、距離も約160キロしか離れていないが、2つの間に日付変更線が通っているため、時差が25時間もある。よってサモア独立国が世界で最初に新年を迎える一方、米領サモアは世界で最も遅く新年を迎えることになる。

5.米国で新年から施行される変わった法律

米国では1日に4万件以上の新法が施行される。コロラド州の嗜好用マリフアナ販売の合法化がマスコミをにぎわせたが、他州でも変わった法が施行される。オレゴン州では出産後に胎盤を病院から自宅に持ち帰れるようになる。またデラウェア州では高級食材であるフカヒレの所持、販売、配送が禁止される。さらに数千社の企業が、今後、自販機で売られている食品のカロリー表示を義務付けられる。

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