ハマス、新たな人質ビデオを公開 米国系とイスラエル人の男性2人

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米国系イスラエル人のキース・シーゲルさん/Hostages and Missing Families Forum

米国系イスラエル人のキース・シーゲルさん/Hostages and Missing Families Forum

(CNN) イスラム組織ハマスは27日、人質になっている米国系イスラエル人のキース・シーゲルさんと、イスラエル人のオムリ・ミランさんのビデオを公開した。

2人はハマスがイスラエルに奇襲攻撃を仕掛けた昨年10月7日に拉致された。

シーゲルさんは、イスラエル南部の村クファルアザの自宅から妻のアビバさんとともに連れ去られた。アビバさんは昨年11月に解放された。

シーゲルさんがハマスのビデオに登場したのは初めて。強制下にある様子で、ネタニヤフ・イスラエル首相に対し、ハマスとの人質解放交渉に応じるよう求めている。

アビバさんは、人質の家族が設立した団体「人質・行方不明者家族フォーラム」が27日に公開したビデオの中で、「私たちはあなたが帰るまで戦い続ける」と話した。

同フォーラムはイスラエル政府に対し、来月14日の独立記念日までに人質全員を帰還させるよう全力を尽くす必要があると訴えた。

CNNはビデオが撮影された日時と場所を特定できていないが、2人は23日まで1週間続いたユダヤ教の「過ぎ越し祭(ペサハ)」を祝うことができないと発言している。

南部ナハルオズの自宅で拉致されたミランさんが「私は202日間ここにいる」と話していることから、撮影日は奇襲攻撃から202日目の25日だったと推定される。

イスラエル首相府は、このビデオについてのコメントを避けた。

ハマスは24日にも人質のビデオを公開した。昨年10月7日にイスラエル南部の音楽フェスティバル会場で拘束されたイスラエル系米国人の男性、ハーシュ・ゴールドバーグポリンさんが、左腕の一部を失った姿で映っていた。

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