モスクワ銃乱射、テロ被告2人が出廷 1人は有罪認める

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モスクワ郊外のコンサート会場で22日に起きた銃乱射事件で、テロ罪に問われた被告2人が24日に裁判所に出廷した/Maxim Shemetov/Reuters

モスクワ郊外のコンサート会場で22日に起きた銃乱射事件で、テロ罪に問われた被告2人が24日に裁判所に出廷した/Maxim Shemetov/Reuters

(CNN) モスクワ郊外のコンサート会場で22日に起きた銃乱射事件で、テロ罪に問われた被告2人が24日、同市裁判所に出廷した。

裁判所の報道担当者が国営RIAノーボスチ通信に語ったところによると、このうち1人はすべての罪状で有罪を認め、少なくとも5月22日までの勾留を言い渡された。

2人はテロ行為を犯した罪に問われ、検察が両被告の勾留を請求している。

国営メディアは両被告について、有罪となれば終身刑の可能性があると伝えた。

事件では137人が犠牲になり、プーチン大統領は24日を服喪の日と宣言した。

RIAノーボスチ通信が市保健当局の話として伝えたところによると、死者の身元を特定する作業が始まった。連邦捜査委員会は声明で、これまでに62人の身元が判明し、残る遺体のDNA鑑定が進められていると述べた。

プーチン氏は事件を受けて、23日にトルコのエルドアン大統領、シリアのアサド大統領と個別に電話で会談し、対テロ協力の緊密化を約束した。

米国はロシアに対し、モスクワでテロが発生する可能性を事前に警告していたとされるが、ロシアのアントノフ駐米大使は24日、RIAノーボスチ通信とのインタビューで、警告は受けていないと主張した。

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