遊泳の女性、サメに襲われ負傷 右脚かまれ大量出血 シドニー港
シドニーのリンダ・スコット市議は、「今回の襲撃はシドニーっ子にとってショックだったが、サメが挑発していないのに人を襲うことは滅多にない」と述べ、シドニー港から市民の足が遠のくことはないだろうと語った。
カヤック愛好家のオニールさんは29日の日没時、埠頭近くでサメに襲われて右脚をかまれた。
目撃者のマイケル・ポーターさんはCNN提携局のスカイニュースに対し、仕事を終えて自宅に戻ったところで窓ごしに助けを求める声が聞こえたと振り返る。
外へ飛び出すと、オニールさんが埠頭のはしごにしがみついていた。周辺の海水は血で染まっていた。
獣医師のフィオナ・クラゴさんも現場に駆けつけて止血措置を行った。オニールさんの状態について「右脚にひどい傷を負って、大量に出血していた」と話している。