戦闘完全停止まで「人質解放交渉応じず」 ハマス声明

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イスラエルの戦車がガザ北部からイスラエル南部のガザ地区との境界付近に戻る=16日/Gil Cohen-Magen/AFP/Getty Images

イスラエルの戦車がガザ北部からイスラエル南部のガザ地区との境界付近に戻る=16日/Gil Cohen-Magen/AFP/Getty Images

(CNN) イスラム組織ハマスは21日、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ地区での軍事作戦を完全に停止させるまでは、人質とイスラエルの刑務所に収監されているパレスチナ人の交換の協議には一切応じない考えを表明した。

ハマスは全パレスチナ人の代弁と主張する声明を発表し、「ガザ侵攻が完全に停止された場合を除き、人質と収監されているパレスチナ人の交換の交渉は行うべきではないとパレスチナ人全員が決断した」と述べた。

声明発表の前日には、ハマスのイスマイル・ハニヤ政治局長がエジプト・カイロを訪問し、同国の当局者と協議していた。

イスラエルはハニヤ氏のエジプト訪問の前に、人質40人の解放と引き換えに1週間戦闘を休止するという、先月の一時停戦の合意と似た取引を提案した。

イスラエルとハマスはさらなる人質の解放について交渉している。だがイスラエルの当局者は20日、すぐにも合意が成立する状況にはないとCNNに明らかにした。

この当局者によると、イスラエルは現在、残る人質全員の解放を要求している一方で、取引に含まれる戦闘の一時停止は1、2週間となる可能性があるという。

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