ガザは子どもにとって「最も危険な場所」 ユニセフ事務局長

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(CNN) 国連児童基金(ユニセフ)のラッセル事務局長は22日、パレスチナ自治区ガザ地区は子どもにとって世界で「最も危険な場所」だと指摘した。

ラッセル氏は国連安全保障理事会の会合でのビデオ演説で、「報道によれば、わずか46日間で5300人を超えるパレスチナ人の子どもが死亡した。1日あたり115人を超える子どもが死亡していることになり、これが数週間も続いている」と現状について述べた。

「こうした数字に基づくと、ガザにおける死者の40%が子どもだ」とも指摘。その上で「前代未聞の事態だ。言い換えれば、ガザは子どもにとって世界で最も危険な場所だ」と訴えた。

ラッセル氏は、「1200人を超える子ども」が爆撃された建物のがれきにまだ埋もれているか、行方不明となっているとの報告を受けとっていることも明らかにした。

ラッセル氏は1週間前にガザを訪問。その後の声明で「殺害や傷害、拉致、学校や病院への攻撃、人道援助へのアクセスの拒否」など、子どもたちに対して行なわれている「重大な侵害」について説明した。

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