世界最高齢、フランス人修道女のシスター・アンドレ死去 118歳

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世界最高齢のシスター・アンドレが118歳で死去/Nicolas Tucat/AFP/Getty Images

世界最高齢のシスター・アンドレが118歳で死去/Nicolas Tucat/AFP/Getty Images

(CNN) 世界最高齢と認定されたフランスの修道女、シスター・アンドレ(本名リュシル・ランドンさん)が17日、南部の町トゥーロンで亡くなった。118歳だった。

トゥーロン市長は同日、「世界最高齢のシスター・アンドレが亡くなった」とツイッターで発表した。

広報担当者によると、シスター・アンドレは現地時間の17日午前2時、息を引き取った。「これは大きな悲しみですが、本人はそうなることを望んでいました。最愛のきょうだいのもとに行くことが、彼女の願いでした。これは彼女にとっての自由なのです」とコメントしている。

ギネスの2022年4月の発表によると、ランドンさんは1904年2月11日に生まれ、生涯のほとんどを宗教活動にささげてきた。修道女になる前の第2次世界大戦中は子どもたちのために献身し、その後の28年間は親を亡くした子どもや高齢者に病院で寄り添った。

2022年に118歳の誕生日を迎えたときは、フランスのエマニュエル・マクロン大統領から手書きのバースデーカードを受け取った。マクロン氏はランドンさんの誕生以来、18人目のフランス大統領。ローマ・カトリック教会の最高指導者ローマ教皇は10人目になる。

ランドンさんは、それまでの世界最高齢だった田中カ子(かね)さんが22年4月に119歳で死去したことを受け、世界最高齢と認定された。

史上最高齢と認定されているのもやはりフランス人女性で、ギネス記録によると、1875年2月21日に生まれたジャンヌ・ルイーズ・カルマンさんの生涯は、122年と164日に及んだ。

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