ロシア総司令官、目標は西側から独立した「友好的な」ウクライナ
(CNN) ロシアによるウクライナでの「特別軍事作戦」を統括するスロビキン総司令官は18日、国営テレビで、ロシアの目標は、ウクライナがロシアにとって「友好的」となり、西側諸国から独立することだと述べた。
スロビキン氏は「ロシア人とウクライナ人はひとつの民族だ。我々が望むのはただ一つ、ウクライナが西側諸国やNATO(北大西洋条約機構)から独立して、ロシアと友好的であることだ」と述べた。
スロビキン氏はおよそ1週間前にウクライナ侵攻を統括する立場についた。
スロビキン氏は、ロシア軍は高速での前進は目指していないとし、「我々は一人一人の兵士を守り、前進してくる敵兵を整然と粉砕する」と述べた。
ウクライナでの軍事作戦については、緊迫した状態にあると表現した。
スロビキン氏によれば、ウクライナ側はロシア軍の陣地を攻撃する試みを放棄していないという。