ウクライナ4州のロシア編入問う住民投票「大多数が賛成」 親ロ派当局

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選挙管理委員会のメンバーがドネツクの投票所で票を集計=27日/Stringer/AP

選挙管理委員会のメンバーがドネツクの投票所で票を集計=27日/Stringer/AP

(CNN) 親ロシア派が支配するウクライナの4つの地域の選挙管理委員会によると、4日間にわたって行われた住民投票でロシアへの編入が圧倒的に支持されたとロシア国営メディアが伝えた。

親ロシア派の当局が急きょ実施した住民投票は、西側諸国の多くの政府から「偽の住民投票」であり、国際法に反すると非難されている。

ロシア国営RIAノーボスチ通信は、選挙管理委員会がルガンスク人民共和国、ドネツク人民共和国、ヘルソン州、ザポリージャ州のロシア編入に関する住民投票の結果を公表したと伝えた。これが最終的な結果かどうかについては明らかにしていない。

RIAノーボスチ通信は「市民がドネツク人民共和国、ルガンスク人民共和国、ザポリージャ州、ヘルソン州の当局に緊急に住民投票を実施するよう提案した」と主張した。

その証拠はない。住民投票の計画はロシアの支援を受けた各地方の当局が1週間前に突然発表し、ロシアはすぐに歓迎した。

ウクライナの当局者によると、住民投票の投票率は極めて低く、投票率を上げるためにロシアが2014年に一方的に併合したウクライナ南部クリミアからバスで人が運ばれたという。

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