ウクライナ東部、衛星写真で見る破壊の痕

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巨大なクレーターを捉えた衛星画像。近くには破壊された建物群の跡が見える/Satellite image ©2022 Maxar Technologies

巨大なクレーターを捉えた衛星画像。近くには破壊された建物群の跡が見える/Satellite image ©2022 Maxar Technologies

(CNN) ロシア軍の攻撃が続くウクライナ東部のルビージュネやセベロドネツクといった都市の一部が大きく破壊されていることがわかった。米衛星運用会社マクサー・テクノロジーズの新たな衛星画像で明らかになった。

両市では数週間にわたってウクライナ軍とロシア軍との間で激しく絶え間ない戦闘が続いている。ロシア軍が激しく砲撃を行っているが、ウクライナ軍が両都市を保持している。

ロシア軍は2つの主要都市へ進行し、さらに前進しようとしている。

セベロドネツクの外から市街に狙いを定めるロシア軍のロケット弾発射システム/Satellite image ©2022 Maxar Technologies
セベロドネツクの外から市街に狙いを定めるロシア軍のロケット弾発射システム/Satellite image ©2022 Maxar Technologies

衛星画像からは、セベロドネツクの北側の建物が攻撃によって破壊されているのがわかる。

市のすぐ外側では、ロシア軍の多連装ロケット弾発射システムが街に狙いを定めている。ある多連装ロケット弾発射システムの周囲には焦げ跡がついている。近くにあるけん引砲もセベロドネツクの方を向いている。

砲撃の激しさを物語る野原一面のクレーター/Satellite image ©2022 Maxar Technologies
砲撃の激しさを物語る野原一面のクレーター/Mike Diersing

そのほかの衛星画像では、ロシア軍による砲撃や空爆の結果が示されている。

ある村の郊外では、野原一面にクレーターがあり、どれほど多くの砲撃が行われたかが見て取れる。建物群の近くに巨大な40メートルのクレーターが見える。このクレーターがそこで爆発した爆弾によるものか、地表にあった着弾した標的によるものかは不明。

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