イラク北部クルド人自治区、国外からのミサイルが着弾
(CNN) イラク北部クルド人自治区のアルビルに13日未明、12発のミサイルが着弾したことがわかった。地元当局者が明らかにした。
地元政府の発表によれば、ミサイルはイラク国外の東側から米領事館の建物や居住区に向かって発射されたという。この攻撃によって建物や住宅が損傷したほか、1人が軽傷を負った。
イランの国境はイラクの東側にあるが、発表では国名については言及されていない。攻撃の犯行声明は出ていない。
SNSで当初共有された報告では、ミサイルが米領事館の建物に当たった可能性があるとされていた。しかし、地元政府の報道官は、領事館周辺の地域にだけミサイルが着弾したと明らかにした。
米国務省の報道官はCNNに対し、米政府のあらゆる施設において被害も死傷者もなかったと述べ、イラク政府と自治政府が今回のミサイル発射について調査を行っていると付け加えた。同報道官はまた、今回の攻撃を非難した。