アフガン出身の女性たち、カラフルな民族衣装でタリバンに抗議

アフガニスタン出身の女性たちがカラフルな民族衣装をまとった姿をSNSに投稿して、イスラム主義勢力タリバンに抗議している/From Twitter

アフガニスタン出身の女性たちがカラフルな民族衣装をまとった姿をSNSに投稿して、イスラム主義勢力タリバンに抗議している/From Twitter

(CNN) アフガニスタンで実権を握ったイスラム主義勢力タリバンが女子学生らに黒スカーフの着用を義務付けたことに抗議して、世界各地にいるアフガン出身の女性らが色鮮やかな民族衣装をまとい、その画像を次々とツイッターに投稿している。

タリバンはシャリア(イスラム法)の厳格な解釈に基づき、大学などでイスラム教徒の女性が頭を覆うスカーフ「ヒジャブ」の着用を義務付けた。11日に拡散した写真には、首都カブール大学にある公立大学の講堂で、全身を黒い衣服で覆った女子学生の集団がタリバンの旗を振る場面が写っていた。

大学内の集会で黒い衣服を身につけてタリバンの旗を振る女子学生=11日、アフガニスタン首都カブール/AAMIR QURESHI/AFP/Getty Images
大学内の集会で黒い衣服を身につけてタリバンの旗を振る女子学生=11日、アフガニスタン首都カブール/AAMIR QURESHI/AFP/Getty Images

民族衣装姿の投稿を始めたのは、アフガニスタン・アメリカン大学の元教員、バハル・ジャラリさんとされる。ツイッター上で黒装束の女性の写真を引用し、「アフガンの歴史上、女性がこんな服装だったことはない」と主張。タリバンが広める誤った情報を打ち消すためとして、自身の民族衣装姿を披露した。

ドイツの国際公共放送系DWニュースのアフガン担当責任者、ワスラット・ハスラットナジミさんも民族衣装に身を包み、「これがアフガン文化、これがアフガン女性の服装です」と書き込んだ。

「これがアフガン女性の服装」と投稿したワスラット・ハスラットナジミさん/Twitter/@WasHasNaz
「これがアフガン女性の服装」と投稿したワスラット・ハスラットナジミさん/Twitter/@WasHasNaz

ロンドンに拠点を置く英BBC放送のジャーナリスト、サナ・サフィさんも「これが精いっぱい保守的で伝統的な姿」と、同様の写真を投稿した。

サナ・サフィさん。「アフガニスタンにいたら、このスカーフを身につけるでしょう」/Twitter/@BBCSanaSaifi
サナ・サフィさん。「アフガニスタンにいたら、このスカーフを身につけるでしょう」/Twitter/@BBCSanaSaifi

同じくBBCのソダバ・ハイダレさんは、「私たちは色とりどりが大好き。お米も国旗もカラフルです」と書いた。

ソダバ・ハイダレさん。「私たちは色とりどりが大好き」/Twitter/@SodabaH
ソダバ・ハイダレさん。「私たちは色とりどりが大好き」/Twitter/@SodabaH

アフガン出身で英地方政治家のペイマナ・アサドさんも、タリバンに押し付けられた服装は在来の文化ではないと指摘した。

「これがアフガニスタンの文化」とペイマナ・アサドさん/Twitter/@Peymasad
「これがアフガニスタンの文化」とペイマナ・アサドさん/Twitter/@Peymasad

先月カブールから脱出した歌手のシェキバ・テイモリさんも、タリバン登場前の祖先たちはカラフルな服装だったと主張している。

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