拘束後初の映像、ベラルーシ反体制派「暴動を組織したと認める」 撮影強制の見方

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許可されていない集会に参加したとして出廷のため裁判所を訪れたプロタセビッチ氏。2017年4月10日の写真/Stringer/Reuters

許可されていない集会に参加したとして出廷のため裁判所を訪れたプロタセビッチ氏。2017年4月10日の写真/Stringer/Reuters

プロタセビッチ氏を乗せたライアンエア4978便は23日、ギリシャの首都アテネからリトアニアの首都ビリニュスに向かっていた際、安全上の警戒情報があるとして、ベラルーシの航空管制当局により行き先変更を強いられた。

ライアンエアのマイケル・オライリー最高経営責任者(CEO)は、ベラルーシによる「国家ぐるみのハイジャック」を批判。アイルランドのラジオで24日、同機にはベラルーシ国家保安委員会(KGB)の要員も搭乗していたとの見方を示した。

アイルランドのコーブニー外相も国営放送で、複数の機密要員が同機に乗っていた可能性があると述べ、これらの要員は「明らかにベラルーシ政権とつながりがある」との見方を示した。同機には5、6人が再搭乗しておらず、逮捕人数が1、2人であることを考えると、同機を離れた人々がそうした要員の可能性があると指摘した。

プロタセビッチ氏の父親は24日、CNNに対し、「KGBのやり方を知っている。彼らは拷問や虐待まで行う。長い間ロマンを追い続けていた」と述べ、当局が同氏を拷問するのではないかと懸念を示した。両親は前回大統領選後の昨年8月、同氏の活動により自分たちが訴追を受ける可能性を考えて同国を離れている。

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