ナバリヌイ氏が入院した病院の元幹部、行方不明に ロシア

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アレクサンドル・ムラホフスキー氏。ナバリヌイ氏の入院後に記者会見=2020年8月21日/Alexey Malgavko/Reuters

アレクサンドル・ムラホフスキー氏。ナバリヌイ氏の入院後に記者会見=2020年8月21日/Alexey Malgavko/Reuters

(CNN) ロシアの反政権活動家アレクセイ・ナバリヌイ氏が昨年8月に毒を盛られたとされる事件で、直後にナバリヌイ氏の治療にあたったシベリアの病院の元幹部が行方不明になっている。ロシア国営タス通信が9日に伝えた。

行方不明になっているアレクサンドル・ムラホフスキー氏は、シベリア・オムスクの救急病院でナバリヌイ氏の治療に当たり、その後昨年11月にオムスク地域の保健相に昇進していた。

地元警察がタス通信に語ったところによると、ムラホフスキー氏は7日に森林の中にある狩猟拠点を全地形対応車(ATV)で離れた後に消息が途絶え、8日に行方不明の届け出が出された。

オムスク地域内務省は、ムラホフスキー氏の名には言及しないまま、行方不明になった男性を警察が捜索していると発表した。救急隊や警察、国家警備隊、狩猟関係者、ボランティアなどが捜索を続けているが、複雑な地形に阻まれて捜索は難航しているという。

タス通信によると、地元警察が無人のATVを発見し、ヘリコプターやドローンが捜索活動に加わった。

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