英、プラスチック製のストローやマドラー禁止に 来年4月から

イングランドで2020年4月からプラスチック製のストローやマドラーが禁止となる/Phatthanit/Shutterstock

イングランドで2020年4月からプラスチック製のストローやマドラーが禁止となる/Phatthanit/Shutterstock

(CNN) 英政府は22日、プラスチックごみを減らす対策の一環として、イングランドで2020年4月からプラスチック製のストローとマドラー、綿棒を禁止すると発表した。

イングランドで使われているプラスチック製のストローは推計で年間47億本、マドラーは3億1600万本、軸の部分がプラスチックの綿棒は18億本。綿棒の10%はトイレに流されている。

マイケル・ゴーブ環境相は、「プラスチック汚染に取り組んで、環境を守るためには、緊急かつ断固たる行動が求められる」と述べ、「こうした製品はわずか数分しか使われない。だが分解されるまでには数百年かかり、海洋に入り込んで貴重な海洋生物を傷つけている」と指摘した。

例外として、健康上の理由や障害のためにプラスチックストローを必要とする場合は使用を認める。

海洋プラスチック汚染のために死ぬ海洋哺乳類は年間10万匹以上、鳥類は100万羽に上る。海に存在するプラスチックごみは1億5000万トン。その量は2025年までに3倍に増えると予想されている。

英国ではさらに、リサイクル素材が30%に満たないプラスチック容器や包装に対して課税する案も提案されている。

プラスチックごみ対策は世界的にも広がりつつある。5月上旬には世界187カ国の政府が、国境を越えたプラスチックごみの移動を規制することで合意した。これにより、先進国が途上国にプラスチックごみを輸送して廃棄することができなくなる。ただし米国はこの合意に参加していない。

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