英ウィリアム王子、スパイ機関に配属? テロ対策現場で3週間

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英国のウィリアム王子が複数の治安情報機関に配属され、テロ対策活動などを視察した/Chris Jackson/Getty Images

英国のウィリアム王子が複数の治安情報機関に配属され、テロ対策活動などを視察した/Chris Jackson/Getty Images

ロンドン(CNN) 英ウィリアム王子が秘密情報局(MI6)などの治安情報機関に3週間にわたって配属され、英国のテロ対策の最前線を視察した。

ウィリアム王子はMI6、政府通信本部(GCHQ)、保安局の3機関に配属された。GCHQによると、情報収集やテロ対策を担う現場の様子を熱心に見学し、高度なスキルを持つ専門家に混じって自らも活動を行ったという。

英国では過去5年の間、国際テロに対する警戒レベルが「重大」以上に引き上げられた状態が続いている。

ウィリアム王子は「我が国の治安情報機関の内部で過ごし、彼らが我が国の安全に果たす重要な役割について理解を深めることができて、真に頭が下がる思いだった」とコメント。「彼らの仕事は秘密にされ、家族や友人にさえ、自分の仕事のことやどれほどのストレスにさらされているかを語ることができない」と思いやった。

ウィリアム王子は英軍で士官候補生として訓練を受け、空軍の捜索救助パイロットとして4年間を過ごした経験がある。

GCHQのテロ対策責任者はウィリアム王子について、「鋭い質問を投げかけ、我々の任務について真の理解を示した」「英国の安全を守るために必要な技術力や問題解決能力について見分するまたとない機会だった」と総括している。

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