サンゴ礁の島にすむネズミの仲間、温暖化で絶滅 哺乳類で初

オーストラリアの島に生息していたネズミの1種、ブランブルケイ・メロミスが絶滅した/Ian Bell/University of Queensland

オーストラリアの島に生息していたネズミの1種、ブランブルケイ・メロミスが絶滅した/Ian Bell/University of Queensland

(CNN) オーストラリア北部の島に生息していたネズミの1種、「ブランブルケイ・メロミス」が絶滅した。同国政府によると、人間の活動による気候変動の影響で哺乳類が絶滅したのは初めてだった。

ブランブルケイ・メロミスは、グレートバリアリーフ北部のクイーンズランド州とパプアニューギニアの間にあるトレス海峡のサンゴ礁の島に生息していた。

クイーンズランド大学は2016年の報告書で、保護対策が失敗に終わり、10年以上も目撃情報がないとして、ブランブルケイ・メロミスの絶滅を宣言。オーストラリア政府が18日に絶滅を確認した。

ブランブルケイ・メロミスが生息していた島の面積は約5ヘクタールほど。2016年の報告書によると、過去10年あまりの海面の上昇によって生息地が激減し、絶滅に至った。

同島には1970年代まで数百匹が生息していたが、その後は個体数が急減、1992年にはクイーンズランド州が絶滅危惧種に指定していた。

米コネティカット大学の研究チームは2015年、もしもこのまま気温が上昇し続ければ、世界の種の8%近くが絶滅する恐れがあると予想し、オーストラリアとニュージーランド、南米は最もリスクが大きいと指摘している。

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]