シリアのISIS残党がイラクへ逃走、多額の資金持参か

シリアのISIS残党が多額の資金を持ってイラク西部に逃げ込んでいるもようだ/Gabriel Chaim for CNN

シリアのISIS残党が多額の資金を持ってイラク西部に逃げ込んでいるもようだ/Gabriel Chaim for CNN

(CNN) シリアに残っていた過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の戦闘員らが、多額の資金を持ってイラク西部の山岳地帯や砂漠へ逃げ込んでいるようだ。事情に詳しい米軍当局者が語った。

同当局者によると、この半年でシリアから1000人以上のISIS戦闘員が、最大2億ドル(約220億円)の資金を持ってイラクへ移動したとみられる。

シリア東部では現在、最後に残ったISIS支配地の奪還作戦が展開されている。別の当局者によれば、ここで戦うISIS残党の中には、イラクで活動する国際テロ組織アルカイダ系組織の元メンバーも含まれている。

米中央軍のボーテル司令官は先週、ISISには戦闘員がまだ2万~3万人残っているとの見方を示した。国連も昨年8月、同様の報告書を出していた。

トランプ米大統領はツイッターへの投稿を通し、すでにISISを打倒したとの認識を示してきた。だが米外交当局のある高官は、ISISの資金源や武器、潜伏先の提供者を含むネットワーク全体を打倒する必要があると主張する。

イラク国内で、イランの革命防衛隊や民兵組織が経済的、政治的な影響力を強めているとの指摘もある。トランプ氏は先日、イラク駐留米軍がイランの「監視」役を果たすとの考えを示したが、外交当局の同高官はこれに疑問を投げ掛け、「イラン監視はイラク駐留部隊の任務ではないし、イラク国内からイランに対してできることはあまりないだろう」と述べた。

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